興行収入80億円、おーすげーなと思って
小さな期待を膨らませながら観ました
結果として、個人的には・・・・・・まあまあ、かな
といった感じでした
大まかなストーリーとしては、
ドラえもんとの初遭遇
→道具でしずかちゃんを好きにさせようとするが失敗
→のびた勉強に目覚める
→むしすかんの話でなぜかしずかちゃんは嫌いにならず助けてくれる
→これがきっかけで将来結婚する相手が変わる
→それを確認しにいったらしずかちゃん雪山遭難中
→ 助ける
→結婚前夜
→さようならドラえもん
→かえってきたドラえもん
こんな感じ
ポケモンの映画の感想のときにも言ったと思うけど、
1.5~2hの作品に複数の大きなストーリーラインを持つのは良くないと思う
今回の場合は、大きく分けて
・しずかちゃんとの関係
・ドラえもんとの別れからの奇跡的な再開
が、主題となりえる
しかしながら、上のおおまかなストーリーを見てもらえると、
前半パートはしずかちゃんとの好感度変動に関する出来事ばかり
そこからの結婚前夜まではそれなりによかった
年齢的に共感を覚える部分もあったし……
そのあとのドラえもんとの友情物語になるわけだが、
正直前半部分でそんなにドラえもんとの友情物語が語られていない
なので、結婚前夜終わったあとに、ドラえもんとの別れが来ても
「あ、そうですか、お疲れさまでした」
程度の感覚になってしまう
さらに、それに引きずられる形で結婚前夜部分の盛り上がり方も中途半端になってしまっていた
物語の筋としては綺麗だと思う
ドラえもんがやってきて、しずかちゃんとの結婚=のびたの幸せ=ドラえもんの役割終了
と、明確である
ただ、感動できるかといわれると、微妙・・・
見ていてドラえもんが”無くてはならない存在”として描かれていなかった
いきなりやってきて、よくわからないけどしずかちゃんと結婚させてくれるありがたいロボットが来ただけになってしまっていたと思う
ちょっと残念だったな
あと、この手の感想を書くときにこれもいつも言っているかもしれないけど、
伏線の回収がしきれていなくてしこりが残るのが気持ち悪い
未来のしずかちゃんを雪山から助けたときの話で、
大人のしずかちゃんも大人ののびたも、すごく意味ありげにドラえもんの存在をぼかそうとしていた
大人しずか「今頃どらちゃん何してるのかなあ」
子供のびた「さあ、昼寝でもしてるんじゃないかな」
大人しずか「え?もう、冗談でしょ~まったく~笑」
子供のびた「あそこにいるのはドラえもんだけど、あってみるかい?」
大人のびた「・・・・・・いや、やめておこう」
子供のびた「え、どうして」
大人のびた「・・・そうか、いずれわかると思うけど(ry」
はっきりとは覚えてないけど、こんなやりとりがあった
いったい、ドラえもんとどんなにすごい別れ方をしたのか?
どうして若干冷たい感じがしたのか?
この微妙な伏線はたぶん、回収されていなかったと思う
だって、ストーリー上ドラえもんは帰ってくるわけで、未来との矛盾が生じていて
ストーリー上の別れ方も、上の反応をするような別れ方か?と思う
そもそも別れのときにしずかちゃん出てきたっけ?
そんなこんなで非常におさまりが悪い
ただ、結婚前夜は少しうるっと来たし、
あの3Dのしずかちゃんのお風呂シーンはどきっとした
この映画のしずかちゃんは、半端なく魅力的な女性として描かれていたと思う
それ故にドラえもんとの友情が薄れてしまっていたのが残念でしょうがない
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